17世紀半ばに、のちにルイ14世となる息子の誕生に感謝するために、王妃アンヌ・ドートリッシュが建築家フランソワ・マンサールに命じて作らせた、旧王立修道院ノートル・ダム・デュ・ヴァル・ド・グラース教会は、パリの5区、リュクサンブール公園の近くに位置し、フランスバロック古典様式の見事な証言となっています。キリストの降誕に捧げられた、この教会では、大理石のねじり柱を使用した見事な天蓋、フィリップ・ド・シャンパーニュの絵画、ミシェル・アンギエの彫刻、そして1663年にピエール・ミニャールが描いた、幸いな者たちの栄光を表現するフレスコ画のある壮麗な丸天井などを見ることができます。
フランス革命時に軍事病院に改造されたヴァル・ド・グラース修道院には、今日、軍事衛生博物館が設けられています。回廊とエレガントなフランス庭園に隣接する修道院の建物の中にある美術館は、制服と調剤器具のコレクションを通じて、軍事医療の歴史を伝えます。
営業時間 | 月曜日: 休業 • 火曜日: 12:00 – 18:00 • 水曜日: 12:00 – 18:00 • 木曜日: 12:00 – 18:00 • 金曜日: 休業 • 土曜日: 12:00 – 18:00 • 日曜日: 12:00 – 18:00 |
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住所 | 277 Rue Saint-Jacques, Paris |
電話 | +33 1 53 63 06 29 |
公式サイト | dioceseauxarmees.fr |