パリ5区、セーヌ河とカルチエ・ラタン、グランド・モスケの近くに、是非行く価値のある素晴らしい公園、メトロのオーステルリッツ駅とジュシュー駅からアクセスできる有名な植物園があります。
17世紀に医師、ジャン・エロアールとギィ・ド・ラ・ブロスによって作られた、このユニークな場所は、18世紀に研究所兼博物館となり、現在は、散歩好きの人たちと植物学の愛好家に喜びをもたらしています。施設内に点在する、歴史的記念物に指定された、複数の建物が、何世紀にも渡る壮大な科学の叙事詩を物語ります:進化の大ギャラリー、鉱物学と地質学のギャラリー、そして湿った熱帯雨林の温室と砂漠と乾燥地の温室、ニューカレドニアの温室と植物史の温室がある大温室が、時間と空間の旅を楽しませてくれます。無数の小道に沿ってのんびりと歩きながら、1734年に植物学者のベルナール・ド・ジュシューが植えたレバノン杉などの歴史のある木々を鑑賞できる他、ビュフォンやラマルクなど、この植物園の名声に貢献した科学者たちの像も見ることができます。
この静かな緑のオアシスでは、春から秋にかけて花が満開になる正方形の庭園、イル・ド・フランス地方の動物相と植物相を再現する環境庭園、豊富な品種のロマンチックなバラ園、屋外の植物学校、2000種以上の山岳植物を集めた高山植物庭園、ミツバチと鳥の庭園、世界で最も古い動物園のひとつである子供に大人気の小動物園など、フランス式の壮大な展望も楽しめます。