セーヌ河がなくなったらパリはどうなるのでしょう?これらの河岸の魔法やバトー・ムーシュでのロマンチックなクルーズのないパリを想像するのは困難です。ブルゴーニュ地方のソース・セーヌに源泉を持つ、セーヌ河の776キロメートルの全長のうちの13キロメートルがパリ市を横切っています。セーヌ河のこの部分は、いろいろな形で眺めることができ、光の都、パリのさまざまな魅力を発見できます。
セーヌ河クルーズを試してみては如何ですか?ペニッシュまたはバトー・ムーシュで、異なる角度からパリのモニュメントを眺めることができます。水上のクルーズはパリ観光に特別な魅力を加えてくれます。それに、セーヌ河の上で昼食または夕食を取れることが多いので、一石二鳥です!
とはいえ、河岸に沿って歩けることも、セーヌ河の大きな魅力のひとつです。恋人同士のロマンチックな散歩にぴったりの、セーヌ河の岸辺に、どれほど多くの観光客が魅了されたことでしょう。ピクニック、散歩、あるいは夕日を眺めながらの夢想など、河岸では平和でゆったりとした、さまざまな楽しみがあります。セーヌの河岸では、ブキニストのスタンドの絵になる風景も気に入るかもしれません。これらのパリらしい露店は、古い版画や古書、コレクター向けの絵葉書など、掘り出し物をみつける素晴らしい機会です。
パリの中心部に、セーヌ河に自然に形成された2つの島には、高く見事な建築物が聳えています。パリ発祥の地、シテ島には、ノートル・ダム大聖堂とその宝物殿、華麗なステンドグラスを誇るサント・シャペル、フランス革命の際に王妃マリー・アントワネットが幽閉された旧監獄、コンシェルジュリなど、威厳のある建造物が並んでいます。その傍にあるのが、美しい個人邸宅を見学できるサン・ルイ島です。この穏やかな地区の河岸に沿って、セーヌ河沿いの静けさを堪能しながら、ロマンチックな散歩を楽しみましょう。
セーヌ河のほとりは、今日ではよく知られているパリ・プラージュをはじめとする、夏の主なイベントの舞台でもあります。7月の半ばから8月の半ばまで、河岸に砂とヤシの木が運び込まれ、パリに夏らしい爽やかな雰囲気をもたらします。コンサート、スポーツイベント、日光浴用のデッキチェアの設置など、パリ市民と観光客にとって楽しみは豊富です!