パリ7区、メトロのエコール・ミリテール駅またはビラケム駅の近くにあるシャン・ド・マルス公園は、エッフェル塔と、ルイ15世の時代に建設された旧陸軍士官学校のちょうど間に位置しているため観光に便利です。
この場所はかつては菜園として利用されていましたが、18世紀に士官学校の生徒のための練兵場として整備され、さらに20世紀の初めに公園に作り変えられました。広大な24.5ヘクタールのシャン・ド・マルスは、パリ市民や観光客に、散歩やジョギング、リラックスやピクニックなどに最適な緑のオアシスを提供しています。また何にも遮られずにエッフェル塔を眺められることから、シャン・ド・マルス公園は7月14日の花火やコンサート、展覧会など、数多くのイベントの舞台となっています。公園の中の小道を散歩しながら、野外音楽堂、人形劇場、アントワーヌ・ブールデルによるギュスターヴ・エッフェルの胸像などの彫像、児童遊戯場、2000年の3月に旧陸軍士官学校の前に建立された、49カ国後で「平和」という言葉が書かれたガラス製の巨大なファッサードを持つモニュメント、平和の壁などを見ることができます。そして、シャン・ド・マルスの比類ないパノラマ風景を堪能するには、必見の観光スポット、エッフェル塔の頂上に登って眺めるのが最高です!