1区のレ・アル地区の中心に、パリで最も多くの人が訪れる教会のひとつ、サン・トゥスタッシュ教会があります。ゴシック建築にルネッサンス装飾が加えられたこの教会は、大聖堂を思わせるどっしりとした風貌と大きさに圧倒されます。ノートル・ダムを見本に、1532年から1640年にかけて建設され、1844年の火災の後、建築家ヴィクトル・バルタールが修復したこの教会は、今日パリで最も美しい教会のひとつに数えられます。内部には、中央の見事なステンドグラス、外陣の中央にある装飾のある長椅子、聖母マリアを祭る正面奥の美しい礼拝堂などがあります。フランス最大のオルガンのひとつとして名高い、この教会のオルガンは、毎週日曜の午後に無料で演奏を聴くことができます。その他、合唱やその他の音楽演奏会、有名な音楽フェスティバルなどが定期的に開催されています。
見学の後は、すぐ傍にある心地よいネルソン・マンデラ公園でひと休みしましょう。サン・トゥスタッシュ教会のファサードの美しい眺めを楽しめます。