城と広大な森で知られる、歴代の国王たちが暮らし、ルイ14世が誕生した街、サン・ジェルマン・アン・レイは、その豊かな過去の遺産を受け継いでいます。
16世紀に国王フランソワ1世のために建てられた、王の居城として用いられたサン・ジェルマン・アン・レイ城には、今日、国立考古学博物館が置かれています。考古学の重要なコレクションの他に、城の中にあるゴシック様式のサント・シャペルや見事な中庭も見学できます。
城の前に、散歩するのに最適な、イギリス庭園のある壮大な公園が広がっています。ル・ノートルが手掛けた公園のテラスは、長さ2400メートル、幅30メートルもあり、セーヌ河、パリの西部やラ・デファンス地区を一望できます。眺望案内板が、周辺の名所を特定するのに役立ちます。
公園の近くにある、17世紀から18世紀に建てられた古民家や個人邸宅が並ぶ旧市街を散策することもできます。
文化面では、城内にある国立考古学博物館、サン・ジェルマン・アン・レイで生まれたフランスの有名な作曲家クロード・ドビュッシーの美術館、象徴主義とナビ派の芸術家たちの作品を所蔵する県立モーリス・ドニ・ル・プリウレ美術館など、さまざまな美術館があります。
サン・ジェルマン・アン・レイは数多くのブティックがある、商業の街としても知られています。商店の多さから、「パリの西で最大の屋外ショッピングセンター」の称号を得ています。ショッピング好きの人たちの意見です!