モンマルトル大通りからフリードランド通りまでの、ショッピングの中心地である全長2.5kmのオスマン大通りは、パリで最もエレガントな通りのひとつです。8区と9区にまたがる、この大通りは、第二帝政時代のパリ改造計画の一環として、当時セーヌ県知事であった有名なオスマン男爵により設計されました。8区と9区にまたがる、この大通りは、第二帝政時代のパリ改造計画の一環として、当時セーヌ県知事であった有名なオスマン男爵により設計されました。精緻な装飾を施されたバルコンとアール・ヌーヴォー様式の巨大な丸天井で知られる、パリで最も有名なデパート、ギャラリー・ラファイエット・オスマンがあるのもこの場所です。モード専門フロアや、7階の改装されたテラスからパリの美しい眺めが楽しめます。同じく、見事なパノラマのテラスのある、まさにパリのモードの殿堂と呼べるプランタン・オスマンは、特にアールヌーヴォーのファサードと見事なステンドグラスの丸天井があることから、歴史的記念物に指定されています。
この大通りのもう少し静かな場所、158番地には、フランス、イタリア、イギリス、フランドル、オランダの絵画と彫刻、家具、工芸品のコレクションを所蔵する、芸術と装飾美術の美術館となっている、エレガントなジャクマール=アンドレ館を見学できます。